2014年 04月 22日
四国遍路道 篠山を打ち抜ける 観自在寺から満願寺へ |
篠山はアケボノツツジの群生で有名な山 頂上近くまで車で行けるから便利な山
四国遍路道を逆打ちに歩いていますが 順打ちとして記載します
江戸時代の話で恐縮ですが 寺島良安編の和漢三才図会によると
観自在寺の項に
「自此至稲荷道三筋有 那陀越十三里 大岩洞越十三里 笹山越十四里半 共到岩淵滿願寺 巻川村 有番所 改往来券」 とある
「観自在寺から稲荷宮(現在の龍光寺)には 三つの道がある ・・・ 笹山越 ・篠山を打ち抜けて 14里半・・・ 共に 岩淵の満願寺に到る」
1 篠山の北尾根へ打ち抜ける 1(分岐から約2.5Km)
頂上の少し下の分岐から 北に向かい斜面をトラバースする
大きな石の道標から左に折れる 谷状を4つ越え次の尾根状を下る
標高650mを過ぎたあたりで左の谷へ九十九折りに下ると林道に出る
2 篠山の北尾根へ打ち抜ける 2(分岐から約4.3Km)
前記の道にある大きな石の道標をそのまま直進する(概ね北東へ)
標高832mを過ぎ北へ 対面する山(大黒山)をに向かって進む
標高550mから 左へ九十九折りに下る祓川に出ると温泉の下に出る
3 篠山から瀬戸黒森を経て打ち抜ける(頂上から約6.5Km)
篠山神社に札を打ち下山 そのまま尾根を西に
瀬戸黒森から尾根を北に 尾根添いに 標高962mのピークを過ぎ 緩やかな下り
標高650m付近から 九十九折りに下ると上向部落に出る
道を迷わないよう苦労しました
林道と頂上間に湧水がありますが 頂上から下山するまで水はありません
また マムシが尾根上にいましたから 油断はできません
鎌と鋸とペナント用のシールを持参しましたが どの道を行ってもわかりにくく 単独の方や 山や読図に馴れていない方は 一般的な篠山神社から観自在寺に打ち戻ることをお勧めします
また 地図に道があるということと 通行可能であるとは限りませんし 遍路道の荒廃・樹木の繁茂等に備えて 最大限の準備と配慮をお願いします
篠山への地図へ
四国遍路道を逆打ちに歩いていますが 順打ちとして記載します
江戸時代の話で恐縮ですが 寺島良安編の和漢三才図会によると
観自在寺の項に
「自此至稲荷道三筋有 那陀越十三里 大岩洞越十三里 笹山越十四里半 共到岩淵滿願寺 巻川村 有番所 改往来券」 とある
「観自在寺から稲荷宮(現在の龍光寺)には 三つの道がある ・・・ 笹山越 ・篠山を打ち抜けて 14里半・・・ 共に 岩淵の満願寺に到る」
1 篠山の北尾根へ打ち抜ける 1(分岐から約2.5Km)
頂上の少し下の分岐から 北に向かい斜面をトラバースする
大きな石の道標から左に折れる 谷状を4つ越え次の尾根状を下る
標高650mを過ぎたあたりで左の谷へ九十九折りに下ると林道に出る
2 篠山の北尾根へ打ち抜ける 2(分岐から約4.3Km)
前記の道にある大きな石の道標をそのまま直進する(概ね北東へ)
標高832mを過ぎ北へ 対面する山(大黒山)をに向かって進む
標高550mから 左へ九十九折りに下る祓川に出ると温泉の下に出る
3 篠山から瀬戸黒森を経て打ち抜ける(頂上から約6.5Km)
篠山神社に札を打ち下山 そのまま尾根を西に
瀬戸黒森から尾根を北に 尾根添いに 標高962mのピークを過ぎ 緩やかな下り
標高650m付近から 九十九折りに下ると上向部落に出る
林道と頂上間に湧水がありますが 頂上から下山するまで水はありません
また マムシが尾根上にいましたから 油断はできません
鎌と鋸とペナント用のシールを持参しましたが どの道を行ってもわかりにくく 単独の方や 山や読図に馴れていない方は 一般的な篠山神社から観自在寺に打ち戻ることをお勧めします
また 地図に道があるということと 通行可能であるとは限りませんし 遍路道の荒廃・樹木の繁茂等に備えて 最大限の準備と配慮をお願いします
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by watanabe-photo-st
| 2014-04-22 10:44
| 遍路・修験道のこと