2014年 05月 23日
ドラマの中の植物誌 トンイ 益母草 Ⅱ |
第8話から 益母草
トンイを気に入ったオクチョン オクチョンの母はお手伝いとしてトンイを利用する
その役目は 宮中では無断持ち込み禁止の薬剤(娘 オクチョンの懐妊薬)を宮殿へ持ち帰るための運搬役
門限に遅れたため 禁制の薬剤を持っているトンイは門番がいる正面から入れないでいる
そこで トンイは 宮殿の塀を乗り越えようとするが 乗り越えられず その姿を粛宗に見つかってしまう
粛宗は(職権を乱用?)し 王命で門番を払い トンイと共に宮中に入る
翌日 就善堂に薬剤を届けたトンイは 匂いから益母草とわかり 「益母草は鉄との相性が悪いから竹か銀の包丁を使ったほうがよい」 と進言する
小泉栄次郎著 「和漢薬考」(明治26年)
益母草(やくもそう)とは シソ科のメハジキのこと
日本では本州・四国・九州の道端や荒れ地に自生する2年草 朝鮮及び中国から東南アジアにも自生する
「和漢薬考」には
「禁忌 火竝ニ 銅鐡を忌ム」とあり 火・銅・鉄の使用は禁止
さらに
「婦人子ナキニ 温酒ニテ空腹ニ下ス」
「婦人胎前産後ノ諸病ヲ治ス」
とあるから 子供のない女性は空腹時温めた酒に服し 妊娠前から産後の色々な病に用いるようである 「母に益となる草」?
日本・朝鮮では 益母草だが 漢方名は 茺蔚益母のこと
トンイを気に入ったオクチョン オクチョンの母はお手伝いとしてトンイを利用する
その役目は 宮中では無断持ち込み禁止の薬剤(娘 オクチョンの懐妊薬)を宮殿へ持ち帰るための運搬役
門限に遅れたため 禁制の薬剤を持っているトンイは門番がいる正面から入れないでいる
そこで トンイは 宮殿の塀を乗り越えようとするが 乗り越えられず その姿を粛宗に見つかってしまう
粛宗は(職権を乱用?)し 王命で門番を払い トンイと共に宮中に入る
翌日 就善堂に薬剤を届けたトンイは 匂いから益母草とわかり 「益母草は鉄との相性が悪いから竹か銀の包丁を使ったほうがよい」 と進言する
益母草(やくもそう)とは シソ科のメハジキのこと
日本では本州・四国・九州の道端や荒れ地に自生する2年草 朝鮮及び中国から東南アジアにも自生する
「和漢薬考」には
「禁忌 火竝ニ 銅鐡を忌ム」とあり 火・銅・鉄の使用は禁止
さらに
「婦人子ナキニ 温酒ニテ空腹ニ下ス」
「婦人胎前産後ノ諸病ヲ治ス」
とあるから 子供のない女性は空腹時温めた酒に服し 妊娠前から産後の色々な病に用いるようである 「母に益となる草」?
日本・朝鮮では 益母草だが 漢方名は 茺蔚益母のこと
by watanabe-photo-st
| 2014-05-23 18:19
| トンイの世界