2016年 11月 18日
鬼平犯科帳sp版 「見張りの糸」から 握り飯 |
大黒屋の見張りのため 和泉屋の2階に詰める盗賊改の同心たちに 弁当を差し入れる猫殿こと村松忠之進
猫殿 「なぁんじゃ! その顔は! 不満でもあるのかぁ!」
三井 「いぇぇ 左様なことは」
同心 「ありがたく ありがたく 頂戴つかまります」
酒井 「たまには味噌などでも付けてな・・・焼くなどしてもらえると・・・」
猫殿 「儂が手を抜いておるとでも!」
酒井 「いや いや」
猫殿 「儂じゃとて なろうことなら 腕を振るって三段重ねの豪華な弁当を作りたい!・・・しかし 左様なものを鱈腹食えば お主らは満腹して・・・必ずや居眠りするであろう!」
酒井 「成る程な・・・」
猫殿 「わかったか!」
2階からお頭を見て咳き込む三井
平蔵 「みな ご苦労 ちょっと様子を見に来ただけじゃぃ 三井 遠慮せずに飯を食え・・・」
三井 「頂戴いたします」
平蔵 「おっ 儂も腹が減った 一つ貰うか・・・村松 お前がむすんだか 塩加減が丁度いいいなぁ」
猫殿 「さすがお頭! よくわかっておられる お主らと大違いじゃ」
小生の田舎の呼称は ”握り飯”
小生の家での大晦日は蕎麦ではなく 何故か年末だけ 味噌を付けて焼いた握り飯を食していた
既に両親は鬼籍に入り 理由がわからないけれど 「魔よけの効果がある」に近いのかも・・・
既に両親は鬼籍に入り 理由がわからないけれど 「魔よけの効果がある」に近いのかも・・・
おにぎりとおむすびのこと 以下はウキペディアから拝借
おにぎりは形を問わないが、おむすびは三角形という説
おにぎりが三角型で、おむすびは俵型という説
米を握り固めた状態がおにぎりで、おにぎりをわらで巻いて運搬しやすくした状態がおむすび説
丸形で湿った海苔が全面を覆うのがおにぎり、三角で乾いたパリパリの海苔が一部を取り巻くのがおむすびとい説
三角の握り飯を「おむすび」というのは造化の三神に由来するとの説
おにぎりの呼び名は江戸時代からの呼び方で、おむすびの呼び名はそれ以前からの古くからの呼び名
東日本でおにぎり、西日本でおむすびと別名でよんでいたのが混交したという説
握り飯またはおにぎりの方が歴史が古く、その女房言葉もしくは丁寧語としておむすびといったという説
昔の日本人は山を神格化し、その神の力を授かるために米を山型(神の形)をかたどったのが握り飯を三角形に作った由来との説
おにぎりは「鬼を切る」という言葉に似ているためである。魔よけの効果があるとの説もあり、鬼退治に白飯の握り飯を投げかけたなどの民話もある
by watanabe-photo-st
| 2016-11-18 02:03
| 鬼平犯科帳の世界