2016年 12月 29日
剣客商売 「御老中暗殺」から お汁粉 |
御老中田沼意次の暗殺計画を阻止したことから そのお礼の席に招かれた小兵衛と大治郎
店先で二人を待つお春に 長次が温かいお汁粉を振る舞う
長次 「ヨッ! お春さん!」
お春 「わぁ! お汁粉!・・・」
長次 「白玉がたっぷり入って 温まるで・・・」
動画サイトから拝借
お春 「ありがとう 長さん」
長次 「おぉっ! ここは寒いや おっ 先生方はまだ まだだ! 中にへぇって 待ってたらどうです」
お春 「うぅ~ん 寒くねぇ いいお天気で 空が青くて とっても綺麗だから こうやって空を見てるんだぁ・・・」
小兵衛の女房 百姓娘のお春
可愛らしく また甲斐甲斐しく小兵衛の世話をする
座敷にも上がらず お店の前で待つことしばし
砂糖が贅沢品だった時代は 御馳走だったに違いない
小生も 小豆や三度豆を栽培しているので たまに作ることがありますが 砂糖は和三盆 この香りが好きです
白玉粉は もち米を水洗後 水に浸してから水切りし 水を加えながら石臼で細かく挽く
その乳液をふるいにかけ 沈殿したものを圧搾脱水し 天日乾燥させる
小さい頃 母が石臼で引いていたのを思い出す
室町か鎌倉時代 渡来した南宋に渡った僧や 日本への渡来僧によって伝えられたともいわれ
江戸は元禄のころ 一般に広まったとされていて 砂糖や小豆の餡が庶民の手に入りやすくなるとともに大衆化されたとのこと
これに対して上新粉又は上糝粉は 精白したうるち米を加工したもの
by watanabe-photo-st
| 2016-12-29 05:06
| 剣客商売の世界