2017年 10月 06日
鬼平犯科帳sp版 「一本眉」から 握り飯 |
平蔵は役宅に連絡もなく 一本眉こと清洲の甚五郎(芦田伸介)と飲み明かすことに
役宅では 同心らが平蔵を心配をする
久枝 「皆のものは まだ帰らぬのですか」
猫殿 「どうか御心配なくお休みくださいませ」
久枝 「心配などしておりませぬ 殿様のことケロリとした顔で帰ってまいりましょう 猫殿 殿様の分は?」
猫殿 「もとより」
久枝 「では あの人には炒り卵をつけてください この上なく・・・」
猫殿 「お言葉ではございますが 炒り卵ってぇのはちょっと・・・」
久枝 「えっ!?」
動画サイトから拝借
猫殿 「この夜食には 些か 工夫がしてございます 昆布汁で炊いた飯の中に 味噌! それも只の味噌ではございません 尾張の八丁味噌を入れ 黒胡麻と細かく刻んだ柚子と酢生姜を程よく混ぜてありますから なまじの卵は邪魔! そのまま召し上がっていただきます」
久枝 「ほほほ 猫殿には敵いません」
阪神・淡路大震災のとき 職場は足の踏み場もなかった
人材の揃わない中で 震災処理を始める
最初は 農家でもある職員の大量の握り飯の差し入れをいただいた
これに 山で使用するコンロで味噌汁を作り 人ごこちがしたものである
小生の職場は近在の被災者を受け入れることになった
被災された一つの自治会を丸ごと引き受け 被災した職員も引き受けた
勿論 私も被災者ではあったのだが そこは被災者同士
建物が 神戸市の指定避難場所に追加指定されたことから 混乱もなく淡々と処理を進めていくことができたが 全国から支援物資を送っていただいたことが大きい
役宅では 同心らが平蔵を心配をする
久枝 「皆のものは まだ帰らぬのですか」
猫殿 「どうか御心配なくお休みくださいませ」
久枝 「心配などしておりませぬ 殿様のことケロリとした顔で帰ってまいりましょう 猫殿 殿様の分は?」
猫殿 「もとより」
久枝 「では あの人には炒り卵をつけてください この上なく・・・」
猫殿 「お言葉ではございますが 炒り卵ってぇのはちょっと・・・」
久枝 「えっ!?」
猫殿 「この夜食には 些か 工夫がしてございます 昆布汁で炊いた飯の中に 味噌! それも只の味噌ではございません 尾張の八丁味噌を入れ 黒胡麻と細かく刻んだ柚子と酢生姜を程よく混ぜてありますから なまじの卵は邪魔! そのまま召し上がっていただきます」
久枝 「ほほほ 猫殿には敵いません」
阪神・淡路大震災のとき 職場は足の踏み場もなかった
人材の揃わない中で 震災処理を始める
最初は 農家でもある職員の大量の握り飯の差し入れをいただいた
これに 山で使用するコンロで味噌汁を作り 人ごこちがしたものである
小生の職場は近在の被災者を受け入れることになった
被災された一つの自治会を丸ごと引き受け 被災した職員も引き受けた
勿論 私も被災者ではあったのだが そこは被災者同士
建物が 神戸市の指定避難場所に追加指定されたことから 混乱もなく淡々と処理を進めていくことができたが 全国から支援物資を送っていただいたことが大きい
by watanabe-photo-st
| 2017-10-06 09:11
| 鬼平犯科帳の世界