2014年 08月 23日
御香屋の由来 |
「御香屋の妙薬」
民話グループ 山崎準一氏の文章から抜粋させていただきました
この民話は 生薬販売の宣伝のための創作と思いますが 我が家以外から出てきたことに 思わず びっくり仰天です
「御香屋さんには 良く効く妙薬があり その家に 美しいお嫁さんが来ました
そして まもなく 一人の子供が産まれました
この御香屋さんの家のお嫁さんは 時々 夜 家を抜け出してはどこかへ行き 帰ってくると そのお嫁さんの履いていた草履が濡れていたそうじゃ
家のものは不思議に思いました
そのお嫁さんが何処へいくのかみたいので 真夜中にお嫁さんの後をつけていきました すると お嫁さんは 藤井をとおり 奈佐路 谷 猪ノ爪 八代村を通り お中門(おちゅうもん)の谷をどんどん上がって 頃垣(ころがき)との境 庄屋の谷に入り 蛇に姿になり すーっと消えてしまったそうじゃ
つけていった家の人はびっくりして帰りました
あくる朝のこと
お嫁さんは 自分の正体を家のひとたちに知られたので云いました
「私は あの山の蛇体(じゃたい)です 正体を知られた以上 この家におられませんので 家を出ていきます
ここに ウロコ三枚置いていきます これを削って少しづつ薬に混ぜて売ってください よく効く妙薬が作れます」
と云って 泣きながら別れ 山に帰っていきました
その後 御香屋はウロコを少しづつ削って 妙薬をつくって売り 子供を育てたといいます
子供が大きくなると ウロコもなくなったそうな」
江戸時代に 生薬を扱う薬種商を家業としていました
菩提寺の火災により 過去帳が消失し 13代までは確認していますが それ以前の確認はできません
従って小生のルーツは判明しているものから 14代目にあたり「御香屋14代」としました
民話グループ 山崎準一氏の文章から抜粋させていただきました
この民話は 生薬販売の宣伝のための創作と思いますが 我が家以外から出てきたことに 思わず びっくり仰天です
「御香屋さんには 良く効く妙薬があり その家に 美しいお嫁さんが来ました
そして まもなく 一人の子供が産まれました
この御香屋さんの家のお嫁さんは 時々 夜 家を抜け出してはどこかへ行き 帰ってくると そのお嫁さんの履いていた草履が濡れていたそうじゃ
家のものは不思議に思いました
そのお嫁さんが何処へいくのかみたいので 真夜中にお嫁さんの後をつけていきました すると お嫁さんは 藤井をとおり 奈佐路 谷 猪ノ爪 八代村を通り お中門(おちゅうもん)の谷をどんどん上がって 頃垣(ころがき)との境 庄屋の谷に入り 蛇に姿になり すーっと消えてしまったそうじゃ
つけていった家の人はびっくりして帰りました
あくる朝のこと
お嫁さんは 自分の正体を家のひとたちに知られたので云いました
「私は あの山の蛇体(じゃたい)です 正体を知られた以上 この家におられませんので 家を出ていきます
ここに ウロコ三枚置いていきます これを削って少しづつ薬に混ぜて売ってください よく効く妙薬が作れます」
と云って 泣きながら別れ 山に帰っていきました
その後 御香屋はウロコを少しづつ削って 妙薬をつくって売り 子供を育てたといいます
子供が大きくなると ウロコもなくなったそうな」
江戸時代に 生薬を扱う薬種商を家業としていました
菩提寺の火災により 過去帳が消失し 13代までは確認していますが それ以前の確認はできません
従って小生のルーツは判明しているものから 14代目にあたり「御香屋14代」としました
by watanabe-photo-st
| 2014-08-23 18:38
| 御香屋のこと