2016年 02月 21日
鬼平犯科帳 「引き込み女」から ”ご苦労さん” |
筆頭同心の酒井・同心の佐嶋たちが見張り中の菱屋での一コマ
密偵のおまさと彦十が部屋に入って 同心にかけた一言
おまさ 「失礼いたします」
酒井 「おお よく来てくれた」
彦十 「どなたさんも ご苦労さんでございます あっしが替わります どうぞ お休みを・・・」
動画サイトから拝借
最近のある選挙会場でのこと
選挙に行った人に 選挙管理委員会の方が ”ご苦労さん”と言ってトラブルになった 国民主権ですもんね
本来 身分的に上のものが 下のものに対して使うことば
苦役を労させてしまった ”御・ご” をつけようがつけまいが関係がない
「ごくろうさん」 は「ご苦労様」を 軽くいうもの
そういう意味では 2重の誤用となるのでしょう
身分的に上下関係がある場合にも ない場合にも 気をつけなければならない言葉
身分的に下からみれば ”お疲れさまでございます” が無難なのではないでしょうか
by watanabe-photo-st
| 2016-02-21 06:12
| 言葉の海を泳いでみる