2016年 05月 16日
鬼平犯科帳 「女掏摸お富」から のっぺい汁 |
天才的な腕を持つ女掏摸のお富(坂口良子)
お富の変装を見破る平蔵の慧眼が 掏摸集団を追い込んでいく
巣鴨は平蔵の母の実家 三沢仙右衛門宅で
平蔵 「あぁ 旨い!・・・やぁぁ 田舎の のっぺい汁は土の香りがするなぁ・・・」
彦十 「まったくですねぇ 大根に芋に椎茸に葱・・・へぇ・・・ひとつひとつが口に蕩けるようですねぇ」
仙右衛門 「いやぁ ただの実沢山の野菜汁 しかし お気に召してなによりですな はっ はっ は」
動画サイトから拝借
平蔵 「こいつは小麦粉仕立てだが 蕎麦粉で仕立てても こいつはいけるかもしれねぇなぁ」
仙右衛門 「えっ 蕎麦粉? 成る程ぉ さすが 平蔵さんのお口の勘働きは大したもんじゃぁ!」
本来は新潟県の郷土料理らしい
ところが全国各地に昔から伝わる郷土料理
「のっぺい」 「のっぺい汁」 「のっぺい鍋」 「のっぺい煮」 「のっぺ」 「のっぺ汁」といろいろあるらしい
大根 人参 里芋 牛蒡 蓮根 椎茸と 季節の野菜の具沢山の煮込み鍋
とろみをつけるためには 片栗粉 吉野葛などを使うこともできるけれど
小生は 白玉粉 小麦粉を団子にして 放りむ
これなら 団子汁か
味付けも味噌 醤油 味醂 酒などでお好みで・・・
冬は暖かく囲炉裏を囲んで 夏は冷やして涼しく
by watanabe-photo-st
| 2016-05-16 17:11
| 鬼平犯科帳の世界