2016年 09月 26日
鬼平犯科帳 「麻布一本松」から 心太 |
忠吾の見回り地域は何もない 狐と狸の出るところ・・・なんて
自暴自棄になって 石を蹴飛ばしたところ その石が市口又十郎(村田雄浩)に当たってしまう
自暴自棄になって 石を蹴飛ばしたところ その石が市口又十郎(村田雄浩)に当たってしまう
咎められた忠吾は 市口又十郎を一蹴りにして逃げ出した
この諍いの後 見回りを休んでいたが 4日ぶりに麻布にやってきた
この諍いの後 見回りを休んでいたが 4日ぶりに麻布にやってきた
麻布は一本松の茶店
心太で 暑さを凌ぎ 一休み そこへお弓が現れる
心太で 暑さを凌ぎ 一休み そこへお弓が現れる
茶屋の女中 「お待ちどうさま・・・」
忠吾 「うぅむ これだ これだ・・・ふ~む・・・」
動画サイトから拝借しました
お弓 「この前はいいことをなさいましたね」
忠吾 「儂か?」
お弓 「あのいやな浪人をやっつけてくださいまして 胸がすっとしましたよ」
忠吾 「ん・・・ん?」
お弓 「この前 この一本松で・・・」
お弓(水島かおり)から
「ご酒などを・・・」と誘われて・・・
「ご酒などを・・・」と誘われて・・・
ところてん 心太 心天 瓊脂
材料は テングサ 植物としては マクサ Gelidium crinale
紅藻類のテングサ科テングサ属
紅藻類のテングサ科テングサ属
漢字表記は 天草 石花菜
古くは 延喜式に おごのり(大凝菜卅) てぐさといい
紅藻類なので 赤紫色なのだが 乾燥と水に晒すことを繰り返し 脱色して白くなったものを利用する
和歌山在のとき 田辺以南の海岸で浜に打ち上げられたものを拾い集め 庭に筵を敷いて脱色してきたものである
これを煮詰めて 濾しとり 冷やしたものが 寒天
さらに 天突きで麺上にして 初めて心太として食すことができる
なんとも手間暇のかかるもの
小生はどちらかと云えば 夏はあっさりと二杯酢で胡麻をぱらり・・・
二杯酢で辛子を添えるか山葵
冬は黒蜜に・・・これは個人の好み
冬は黒蜜に・・・これは個人の好み
閑話休題
四国遍路の第79番高照院天皇寺の近くに ”八十場の清水”という銘水があります
水は冷たく 美味しいということもありますが ここの水で作られている清水屋さんの心太は絶品
是非にもどうぞ
by watanabe-photo-st
| 2016-09-26 06:06
| 鬼平犯科帳の世界