2017年 01月 31日
鬼平犯科帳 「むかしの男」から ほうとう |
平蔵は同心3人と共に甲州に出張中 このとき留守中に起きる出来事とは・・・
甲州は小佛峠の茶店にて
同心ら
「いやぁ やれやれ 山国は堪えますな」
「江戸育ちは足が弱い」
「それより何より食べ物が・・・」
「甲州には旨いものが何もない」
「甲州土産に無いものだ 郡内・島国・干し葡萄か」
「貧しい! 貧しい! はっはっは」
平蔵 「いや そうとも言えんぞ 名物ほうとうがある」
動画サイトから拝借
同心ら
「ほうとうですか!」
「いやぁ われわれ江戸者には」
「煮貝か何か!」
平蔵 「いや ほうとうだ 旨いもんだよ! かぼちゃのほうとう! おい姉さん ここにほうとうを頼む かぼちゃのほうとうを それもなぁ 大盛でなぁ」
金峯山寺の食事作法の食前観に
「吾今幸いに 仏祖の加護と衆生の恩恵によってこの清き食を受く つつしんで食の来由をたずねて味の濃淡を問わず 其の功徳を念じて品の多少をえらばじ いただきます」
とあり ときには殊勝な心もあるのですが 所詮は俗人なのであります
関西育ちの小生にとって弱いものがないわけではないのです
名古屋のきしめんや味噌煮込み饂飩は美味しく頂きますが あの腰のないといおうか伊勢うどんはつらいものがありまする
鬼平犯科帳「4人目の女房」の ほうとうの話は こちらから
甲州は小佛峠の茶店にて
同心ら
「いやぁ やれやれ 山国は堪えますな」
「江戸育ちは足が弱い」
「それより何より食べ物が・・・」
「甲州には旨いものが何もない」
「甲州土産に無いものだ 郡内・島国・干し葡萄か」
「貧しい! 貧しい! はっはっは」
平蔵 「いや そうとも言えんぞ 名物ほうとうがある」
同心ら
「ほうとうですか!」
「いやぁ われわれ江戸者には」
「煮貝か何か!」
平蔵 「いや ほうとうだ 旨いもんだよ! かぼちゃのほうとう! おい姉さん ここにほうとうを頼む かぼちゃのほうとうを それもなぁ 大盛でなぁ」
金峯山寺の食事作法の食前観に
「吾今幸いに 仏祖の加護と衆生の恩恵によってこの清き食を受く つつしんで食の来由をたずねて味の濃淡を問わず 其の功徳を念じて品の多少をえらばじ いただきます」
とあり ときには殊勝な心もあるのですが 所詮は俗人なのであります
関西育ちの小生にとって弱いものがないわけではないのです
名古屋のきしめんや味噌煮込み饂飩は美味しく頂きますが あの腰のないといおうか伊勢うどんはつらいものがありまする
鬼平犯科帳「4人目の女房」の ほうとうの話は こちらから
by watanabe-photo-st
| 2017-01-31 03:34
| 鬼平犯科帳の世界